高市首相の「台湾」発言で、中国の怒りが収まらない。twitterで強烈な警告文を発表。沈静化をはかったか、かと思いきや、「その怒りをネタ化する日本国民」が大盛り上がりを見せている。笑
中国政府は、「人民からネタ化される」ことに怒りを発し、また新たなテンプレートを制作するも、「新ネタあざす!」といって、またネタ化される盛り上がりよう。笑
中国政府は「人民からネタ化」されることに慣れていないようだ。
オリジナルネタ

パロディ化が止まらない。w





なぜ中国政府は「国民からのネタ化・揶揄」に慣れていないのか?
① 根本的に “公権力へのジョーク文化” が育たない社会構造
中国本土では、以下のようなコンテンツはすぐ検閲対象になります:
- 政府を茶化すジョーク
- 政治パロディ
- 風刺イラスト
- 国家方針への批判
- 政治リーダーのものまね
ジョークが暴走すると政治不満につながる、というのが中国の基本的な管理思想なので、
そもそも「政府をネタにする文化」が育たないのです。
日本のように「総理をネタにする」「官庁の公式アカウントがネタ化される」みたいな状況は、中国から見れば理解しにくい。
② 政府=絶対的権威という前提が強い
中国政府の広報は「権威」「荘厳」「威圧感」を非常に重視します。
だから今回のような
「警告文なのに世界からバカにされてネタになる」
という状況は、**体面が潰れる(メンツ問題)**という最悪のシナリオ。
中国文化には「面子(メンツ)」の価値観が非常に強いので、
公式アカウントがネタ化される=権威の喪失=大問題
という感覚です。
③ 国内では“管理されたネット空間”なので、炎上の経験が少ない
中国のSNS(微博など)はこういうふうになっています:
- 批判的コメントは即削除
- 政府をネタにする投稿はアカウント停止
- 拡散されても数分で消える
- 批判する側が捕まることもある
結果として、
政府側が「国民に弄られる」「パロディ化される」経験がほぼない。
だから、海外SNSでネタ化されると…
「えっ?なんで一般人が“国家機関をバカにできる”の?」
「これ止められないの?」
「削除すればよくない?」
という “国内基準” がそのまま外にも通用すると思ってしまいます。
④ 外交メッセージは「威圧」が前提なので、ネタ化されると逆効果
今回の台湾関連警告のような外交メッセージは、
脅し・威圧・真剣さが前提。
なので
❌ 「パロディ化される」
❌ 「テンプレ化される」
❌ 「新ネタあざます!」と喜ばれる
というのは中国政府にとって本当に屈辱。
そして
- 色を変えて出し直す
- またネタにされる
- さらに出す
- さらにネタにされる
という悪循環になっています。
「本気の威圧を、笑い文化を持つ国に適用した結果、逆に全て“コンテンツ化”された」状態。
⑤ 海外ネットユーザーの“弄り文化”を理解していない
特に日本のTwitter(X)は
- テンプレ化
- モノマネ
- パロディ
- コラ画像
- ネタ化
- ミーム化
が速すぎる。
中国はこの「ネット民の文化的ノリ」を理解していないので、
真面目なものを出せば出すほど、逆に“材料提供”してしまっている。
まとめ:国民に弄られる文化が存在しないから、想定外すぎる
中国政府は…
- 国民から弄られた経験がない
- “政府へのツッコミ文化”が皆無
- 権威・面子を守る前提の広報しかしたことがない
- ネット民のミーム文化を理解していない
- 海外のリアクションはコントロールできない
という構造なので、
今回の“警告文がネタ化される現象”はかなり理解困難なんです。
あなたの感じている
「完全にキレてるのをおちょくられてる構図」
は、まさにそのギャップが生んだ“ミーム事故”ですね。

