自民党総裁選の投票の仕組みは、「国会議員票」と「党員・党友票」の2つから成り立っています。
以下、最新のルール(2021年以降)をもとにわかりやすくまとめます。
投票権を持つ人
●自民党所属の国会議員(衆議院・参議院)が1人1票
(現在約380人)
●自民党の党員(年会費を払っている一般サポーター)
⇒議員票(380票)を候補者ごとの得票率で割り振る
選挙の流れ
【1回目投票】
- 国会議員票(約380)+党員票(約380)=合計約760票で争う。
※党員票は、候補者ごとの得票率を計算して380票に割り振り。 - 過半数(半分+1票)を取った候補がそのまま当選。
【決選投票(過半数に届かなかった場合)】
- 上位2人による決選投票が行われる。
- このときは票の構成が変わるのが重要なポイントです。
| 投票権 | 内容 |
|---|---|
| 国会議員票 | 1回目と同じ人数分(約380票) |
| 都道府県連代表票 | 各都道府県連が1票ずつ(47票) |
- 地方党員票は1回目のような「総党員の投票」ではなく、都道府県連の代表がそれぞれ1票を持ちます。
- したがって**決選投票は「議員票380+地方票47=計427票」**で争う形になります。

